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宮城県
復興取材レポート

NOW IS.防災 フロントライン Vol.14

すぐ取れる場所に防災グッズを

■check! 01/いざという時、すぐそばにある

「THE SECOND AID(ザ セカンド エイド)」は、「いざという時にすぐに手が届くよう、リビングに置いておける」をテーマに開発した防災グッズです。開発したのは仙台市に本社を置く高進商事株式会社。震災での経験をもとに、飲食料セットやトイレキットはもちろん、ケガの応急手当の仕方など、災害時に役立つ本を同梱。A4サイズのボックスにまとめられ、身近に置いておけるよう洗練されたデザインを追求しています。

「震災後、防災関連商品を販売していたのですが、置く場所がない、納戸の奥に置いているなどのお客様の声を聞いて…。」
そこで、コンパクトでスタイリッシュな防災グッズを開発したいと代表取締役の小田原さんは考えました。そして、「東京防災」(防災本)を手掛けたデザイン事務所「NOSIGNER(ノザイナー)」の協力のもと、2014年「THE SECOND AID」を販売。

「意外だったのは、ギフトとしての人気の高さです」と小田原さん。
大切な人やお世話になった方へのギフトとして注目されています。

THE SECOND AID:救急箱をイメージしたパッケージデザイン。もしものときに役立つモノと情報が、コンパクトに詰まった一箱。

■check! 02/車内防災の必要性も考えてもらいたい

車載防災セット「CAR EMERGENCY BOX(カー エマージェンシー)」は、小田原さんが車で青森に出張した際、吹雪で立ち往生し、このままガソリンが切れたら凍死するのではと不安になった経験から生まれました。携帯トイレ、アルミブランケットなどのほか、災害時や事故などに対処するための「車用非常時マニュアルブック」が入っています。

どちらも小売りや使用に合わせたOEM※を展開。ノベルティとして、ティッシュを渡す代わりに防災グッズを渡す会社も。
「当たり前にみんなが防災グッズを持つようになってほしいですね。いざという時に、これがあったから安心した・助かったなど、多くの人々の幸せにつながればと思っています」。

CAR EMERGENCY BOX:B5サイズで厚さ4㎝のボックスなので、ダッシュボード下の収納ボックスやシートバックのポケットなどに収めやすい。

※OEM…Original Equipment Manufacturer 他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業

PROFILE
高進商事株式会社 代表取締役 小田原 宗弘さん

1995年入社。2009年より現役職。高進商事は、様々な分野の製造工場向けに機械部品や設備などを提案・販売している専門商社。震災を機に、防災関連商品を取り扱う。