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復興取材レポート

NOW IS.防災 8.心のケア

〜NOW IS.vol8(H28.12.11発行)の「防災のヒント」より〜

大災害によって強いストレスを受けた心には、ケアが必要です。
特に配慮が必要な人にはどう接したらいいのか、
いつもとは違う状態の自分をどう受け入れたらいいのか。
大切な誰かや自分の心を守るために、覚えておきましょう。
今回はNOW IS.vol8で取り上げた防災のヒントをもう一度ご紹介します。

■子ども / 赤ちゃん返りやソワソワ。サインを見逃さないで!

 

甘えん坊になったり、落ち着きがなくなったり、
子どもがいつもと違う行動を取るのは“つらいよ…”“悲しいよ…”のサインです。
子どもが安心できる環境をまわりの大人たちがつくってあげましょう。

 

■高齢者 / 孤独が一番の敵!相談相手がいる環境を

 

高齢者の中には住む場所や環境が変わったことになじめず、家に引きこもりがちな人も…。
地域のイベントなど、自然な交流で相談相手がうまれる環境ができるよう、
まわりの人が気に掛けることが大切です。

 

■復興従事者 / 同じ被災者同士。感謝の気持ちを忘れずに

 


自治体職員など復興従事者の多くが被災者でもあります。
生活の困りごとや要望などを伝えることは大切ですが、
感謝の気持ちを持って穏やかに伝えるだけで、お互いのストレスが軽減されることを忘れずに。

【防災コラム】

東北大学災害科学国際研究所 富田 博秋 教授

★“自分は大丈夫”ではない!
★必ず誰かに相談しよう!
★気長にケアしていこう!

心のバランスが崩れることは誰にでも起こりうること。“自分は大丈夫”とは思わず、気分が沈んだり不安感に襲われることが続くようなら、必ず誰かに相談しましょう。専門の医療機関を受診することも有効です。また、心の傷は時間がたってから深刻化したり、回復に時間がかかる場合もあります。一気に解決しようとせず、気長にケアしていきましょう。

 

 

取材協力
東北大学災害科学国際研究所 富田 博秋 教授
災害医学研究部門災害精神医学分野に所属。メンタルヘルスの観点から、東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門にも参画している。

※平成28年12月時点の情報です。
※この記事は広報紙NOW IS.vol8から抜粋したものです。