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復興取材レポート

NOW IS.防災 11.災害の伝承

〜NOW IS.vol11(H29.3.11発行)の「防災のヒント」より〜

災害で感じたこと、学んだことを、
子どもたちや、ほかの地域に暮らす人に伝えていくには
どのような方法で、どのようなことを伝えていけばよいのか—。
まずは自分にできることから、はじめてみましょう。
今回はNOW IS.vol11で取り上げた防災のヒントをもう一度ご紹介します。

■供養 / 月命日など区切りの日に手を合わせる習慣を

 

慰霊祭などの大きな行事としての供養ではなく、月命日など区切りの日に、過去の災害を想い、そっと手を合わせてみましょう。
日常のなかに組み込むことで、自然な形で災害の伝承をしていくことができます。

 

■文字 / 簡単な言葉で分かりやすく残そう

 

石碑やモニュメント、記録誌など、災害の記憶を文字で残すときは、伝えたいことを端的に記しましょう。
また残して終わりではなく、例えば防災訓練に取り入れるなど、活用していくことが大切です。

 

■語り / 事実や数字よりも感じたことを伝えよう

 

災害時に自分が感じたままに伝えることが大切です。
どういう行動を取ったか、災害に直面したときにどう感じたのか、明日はどうしようと思ったのか。
体験者のリアルな話は、聞く側の備えにつながります。

【防災コラム】

東北大学災害科学国際研究所 川島 秀一 教授

★まずは身近な人に、分かりやすく!
★いろいろな方法で伝えていこう!
★地域を知って、防災に生かそう!

災害の伝承で大切なのは、多くの人に伝えるよりも、自分の子どもや身近な人に分かりやすく伝えること。供養・文字・語りなどを組み合わせて伝えていきましょう。災害は、地域によって避難場所や性質が違います。伝える側として、まずは自分たちが暮らす地域の歴史や地形を知ることからはじめ、それを災害伝承や防災に生かしていきましょう。

取材協力
東北大学災害科学国際研究所 川島 秀一 教授
人間・社会対応研究部門災害文化研究分野に所属。日本全国の災害伝承を収集し、生活者視点の真の防災の在り方を考える。自身も気仙沼で被災し、自宅が流失。

※平成29年3月時点の情報です。
※この記事は広報紙NOW IS.vol11から抜粋したものです。