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宮城県
復興取材レポート

NOW IS.対談 in 塩竈 野々島
ぜんりょく☀︎ボーイズ 三浦大輝さん・小松笙さん × 野々島感動支援隊 遠藤勝さん

自分が好きな野々島を知って、触れて、
体験してほしい。

マリンゲート塩釜から船に揺られて約30分。塩竈市の離島、野々島を訪れたのは、ぜんりょく☀︎ボーイズの三浦大輝さんと小松笙さん。船を降りた瞬間、「おお!自然が!」「釣りしたい!」と歓声を上げます。そんな二人を出迎えたのは、野々島生まれで、「野々島感動支援隊」を運営する遠藤勝さん。「生まれ育った野々島の良さをみんなに知ってもらいたいんです」と言う遠藤さんとぜんりょく☀︎ボーイズの若い二人が対談しました。

島がいいところなら
人は自然に集まってくる。

遠藤勝さん(以下遠藤)ー自分は生まれも育ちも野々島なんですが、小学校の時にはすでに「おれはこの島で生きていくんだ!」と決めてたんです。

小松笙さん(以下小松)ーえ!小学生のときから。

遠藤ーそうなんです。だから、高校を卒業しても島の近くで就職したし、将来、島で生きるために海の仕事を生業にしようと決めていた。1992年に野々島で遠藤マリンサービスを始めてからは、よりいっそう島の良さを感じるようになりました。それで、2009年くらいに「野々島感動支援隊」の前身みたいな活動をひとりで始めました。

三浦大輝さん(以下三浦)ー今もひとりで?

遠藤ーひとりで。島はもともと漁業で生計を立てる人が多いのですが、漁師さんがどんどん高齢化していて。これからは、外の人に島の良さを知ってもらうことで、島を元気にしたいと思ったんです。今の「野々島感動支援隊」がスタートしたのは2013年です。震災後、ボランティアの人たちに支えてもらって始めました。島の名所や景色のいいところを案内したり、船で島の周りをまわったりしています。

三浦ーどんな人が来てくれるんですか?

遠藤ー仙台市内や塩竈市、利府町の方々が多いですね。小学生向けの体験教室をしたりすることもあります。あと、三浦さんや小松さんみたいな、若い人にも来てもらいたいな!

三浦ー確かに。若い世代の人はフットワークが軽いから、こういういいところがあると知れば、もっと来てくれそう。ぼくは釣りが好きだから、今度は釣り竿を持って来たい!

小松ー海もきれいだし、遊べるスポットがたくさんありそうですね。遠藤さんは小さい時、どんなことをして遊んでいたんですか?

遠藤ー岸壁から海に飛び込んだり、潜って魚とったりね。

三浦ーわあ、それいい!

遠藤ー今、島に遊びに来てくれる人向けには、プライベートビーチみたいなところでカヌーの体験をやったりしてます。あと、「だんべっこ船」って言うんですが、小さな和船に乗って島めぐりをしたりね。迫力がありますよ。スピードを出すとしぶきが顔にあたって、海水ってしょっぱいんだなと改めて感じられます(笑)。あとは、海の生き物について話すのも得意。このエリアは海鳥も多いので、ウミネコとカモメの違いとか、話します。

三浦ーすごいなぁ。島って言うと、何もしないでぼーっとして、っていう過ごし方もいいですが、そういう島の人目線のいいところを聞いて過ごすと、もっと深く楽しめそう!

遠藤ー今、若い人はどうしても島の外に出ちゃいますが、島がいいところだよ、もっと良くなるよって発信し続けるのが大事だと思う。いいところには人が集まるし、戻ってくるから。そうやって、これからもやっていきたいと思います。

(文責・沼田佐和子)


TEAM ZENRYOKU
ぜんりょく☀︎ボーイズ

三浦 大輝(みうら だいき)(右)
小松 笙(こまつ しん)(左)

ボーイズエンタテイメントプロジェクト「TEAM ZENRYOKU」メンバー。ぜんりょく☀︎ボーイズ所属。三浦大輝/石巻市、小松笙/気仙沼市出身。4月4日(土)早朝常設劇場【ZENRYOKU THEATER】オープン。


遠藤 勝(えんどう まさる)
1963年生まれ、塩竈市野々島出身。高校卒業後、塩竈市の造船所や七ヶ浜町の船修理工場の勤務を経て、1992年に野々島で株式会社遠藤マリンサービス設立。2013年に野々島感動支援隊をスタートし、島のPRに取り組む。