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復興取材レポート

【宮城発!元気と食の最新情報】Route 227s’ Cafe TOHOKUワークショップ

2019年8月3日、東北各地の名産品を贅沢に使ったフードの提供をはじめ、東北の伝統や文化、自然豊かな東北に住む人々が織りなす物語を、仙台から伝えてゆく事をコンセプトに掲げた「Route 227s’ Cafe(ルート ニイニイナナ カフェ)」が仙台市の勾当台公園にオープンしました。

グランドオープンとなった初日には、山形県庄内地方の伝統野菜を全国へと広めた、鶴岡市にあるイタリアンレストラン『アル・ケッチャーノ』の奥田シェフも駆けつけ、東北の食材を使用した特別メニューが提供されました。また、東北地方の生産者によるマルシェや、蔵王町のこけし絵付け体験などのワークショップなども開催され、賑わいを見せました。

私たち、一般社団法人IKIZENは、東北各地で様々なまちづくり活動を行っている、株式会社都市設計とLLPモダンタイムズと共に、「Route 227s’ Cafe TOHOKU」ワークショップの運営を今年度から担当する事になりました。初回は、8月20日にレトルト食品のおいしさを追求し、市場を広げ続けている岩沼市の「にしき食品」から、開発部スタッフ、スパイスコーディネーターの佐藤瑠恵さんと、お客様相談室室長として広報・プロモーションを担う齋藤幸治さんをお招きして、カレーの『スパイスミックスワークショップ』を開催しました。

ワークショップでは、スパイスコーディネーターの佐藤さんからスパイスについてのレクチャーがあり、カレーに欠かすことのできないクミン・コリアンダー・カルダモン・シナモン・ターメリックの5つのスパイスをミックスして、オリジナルのカレーパウダーづくりを参加者の皆さんに体験して頂きました。カレーパウダーは、2~3日置くことで香りが馴染んで落ち着くそうで、参加者は自分だけのカレーパウダー作りを楽しみながら、各スパイスの特徴を学びました。

第2回目は気仙沼市の「山長小野寺商店」から店主の小野寺由美子さんをお招きして、『気仙沼乾物屋の五感に響く出汁の体験ワークショップ』を9月20日に開催しました。ワークショップでは小野寺さんから、乾物専門店ならではの出汁の素材による料理との相性や、種類の違いなどを教わり、出汁のテイスティングを行いました。また、鮫節も用意されており、鮫節(さめぶし)の深い味わいに参加者は驚いていました。

店名にある“227”という数字は、東北6県の市町村の数を現しています。人口減少や過疎化が進む東北地方では、津波被災地域を含めて、これから益々、移住や定住、関係人口の構築を含めた自治体のPRが必要になると思われます。そんな状況の中で、仙台市の中心部に東北の魅力を伝えてゆくカフェレストランができた意義は大きいと感じています。微力ではありますが、食を媒介に、地域と人を繋いでゆくお手伝いを、Route 227s’ Cafe TOHOKUワークショップで実践していければと考えております。皆さま、ぜひご参加ください!

 

Route 227s’ cafe TOHOKU
022-796-9770
宮城県仙台市青葉区国分町3-1-1
https://route227.jp/

 

 

執筆者PROFILE
一般社団法人IKI ZEN 佐藤大樹