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宮城県
復興取材レポート

若い力で漁業を飛躍させる フィッシャーマン・ジャパン

世界三大漁場のひとつともいわれる豊かな海、三陸沖。震災で多くの漁業者が海から離れ、どの浜も苦しい状況に直面していました。

そうしたなか、立ち上がったのが若い漁師たちでした。「ぼく自身、漁業は嫌いだったんです。休みもない、人手も足りない、早朝から働いても売り上げは安定しない。そういう状況を、反転させてみようと思いました。震災でゼロになった。挑戦するしかない」。そう話すのは、石巻市十三浜の阿部勝太さん。

コンセプトは「漁業をカッコよく」。平成26年に発足し、メンバーは石巻市、南三陸町などから集まっています。

コンセプトは「漁業をカッコよく」。平成26年に発足し、メンバーは石巻市、南三陸町などから集まっています。

消費者やバイヤーと直接やりとりできる機会を増やし「高価格安定型」のビジネスを展開していきました。「そのうち、同じようなことをしている若い漁師に出会うようになった。じゃあ団結して何かしようと発足したのが『フィッシャーマン・ジャパン』なんです」。

「三陸のホタテは、今後世界と戦える品質。これまでの殻を破って、挑戦したい」と阿部さんは力強く話します。

「三陸のホタテは、今後世界と戦える品質。これまでの殻を破って、挑戦したい」と阿部さんは力強く話します。

見据えるのは、10年後の漁業。若い漁師が集まることで発言力を持ち、漁業の未来を変えたいと考えています。「漁業のバトンを世代を超えて渡したい。目標はみんなで1000人の後継者をつくること。東北の強さで、日本を変えていきたいと思っています。」

安定した売り上げが見込めるようになり、雇用できる人数も増えてきました。次は、若者の就業を目指します。

安定した売り上げが見込めるようになり、雇用できる人数も増えてきました。次は、若者の就業を目指します。

このレポートは震災復興を伝えるため制作したパネルから抜粋したものです。パネルは貸し出しも行っております。詳しくは「「震災復興パネル2016」の貸し出しを実施しています」のページをご覧ください。