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宮城県
復興取材レポート

みやぎのタカラ
FILE No.2 WATALISの「FUGURO」

宮城県が得た震災の教訓や復興の道筋は、未来に役立つ宝に育ちつつあります。
この地で生きる人々の想いとともに、世界に発信していきます。

■WATALISの「FUGURO」 株式会社WATALIS 代表取締役 引地 恵さん

地元の女性が手作り。
縁をつなぐ巾着袋。

古い着物の生地を使い、亘理町に住む女性たちが手作りしている巾着袋の「FUGURO」。

「お礼やお祝いの品は、着物などの生地で作った袋に入れて持っていく」という亘理エリアの古い風習が土台となって生まれた商品ですが、最近では、モダンな巾着袋以外にも、ワインのボトルケースや髪留め、キーマスコット、テディベアなどさまざまな商品が生まれています。

「FUGURO」を制作しているWATALISは、2013年に一般社団法人としてスタートし、2015年に株式会社に。

当初は、なりわいを失った〝お母さんたち〟が、コミュニティの維持も兼ねて、おしゃべりしながら手作りしていましたが、現在は、社員やパートとして40~60代の女性を10人ほど雇用し、縫製を行っています。

コミュニティ支援の取り組みも継続して行っています。「街なかで気軽に集まれる場を!」と、2016年にはギャラリーを兼ねたカフェ「中町カフェー」をオープンしました。