みやぎ復興情報ポータルサイト
宮城県
復興取材レポート

みやぎのタカラ
FILE No.1 唐桑御殿つなかん

宮城県が得た震災の教訓や復興の道筋は、未来に役立つ宝に育ちつつあります。
この地で生きる人々の想いとともに、世界に発信していきます。

■唐桑御殿つなかん 女将 菅野一代さん

唐桑漁師の心意気が詰まった御殿。
新しい唐桑の発信基地に。

唐桑御殿とは、遠洋マグロ漁の漁師たちが競うように建てた豪華な家のこと。

「唐桑御殿つなかん」は、そんな「御殿」を活用した民宿です。
以前は牡蠣の養殖を営む菅野家の自宅でした。震災で全壊したものの、多くの支援を受けて再建し、民宿としてスタート。

「つなかん」は、ボランティアで唐桑に通っていた若者たちがつけた名前で、地域の名前「鮪立(しびたち)」の「鮪(まぐろ)」を英訳したTuna(つな)と、菅野さんの「かん」を組み合わせたものです。

女将の菅野一代さんは、震災後、海難事故で夫と娘、息子を失います。
一時は休業しますが、「つなかんにまた行きたい」「一代さんに会いたい」という多くの声に励まされ、再開。

今は、外国人観光客への対応という新たな挑戦をしています。
敷地内には、移動式のかわいいサウナや、見晴らしのいいツリーハウスも。唐桑の海と文化をまとめて楽しめる民宿です。