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宮城県
復興取材レポート

【NOW IS.トピック】岩沼復興アグリツーリズムツアー(後編)

前回に続き、岩沼市のアグリツーリズムツアーの様子をご紹介。
前半の記事は12月16日のブログでご覧になれます。

どろどろの畑で一生懸命岩沼白菜の定植をしたあとは、お待ちかねの枝豆の収穫体験が行われました。
みんな、枝豆をつめこむ、つめこむ!
これ以上は家で茹でるのが大変だから、もうおしまい!」と音を上げるお母さんも。ビニールいっぱいに枝豆を収穫しました。

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収穫したのは「黒豆」です。

みんなの千年希望の丘ファームでは、青豆と宮城県独自の品種「ミヤギシロメ」も作っています」とスマートフォンを取り出すのは、インフォコム(株)みんなの家推進チームの大内さん。
「岩沼みんなの家」では、八巻さんなど地元の農家と連携して、一帯の作付け管理をITで行う取り組みをしています。スマホやパソコンで、今植えられている品種をみたり、ライブカメラで畑の様子や気温などをモニターしたりできます。img_4445

「インフォコムがこの施設をつくったのには、おおきく2つの理由があります。1つは、岩沼の復興とコミニティ支援。もう1つは、ITと農業をつなげる事業ができないか、模索するためです」。

震災後、農業の大規模化が急ピッチで進んでいます。その際必要になってくるのが、ITによる管理。人の目だけでは間に合わない部分をITによって補い、効率をアップさせるという考え方です。

「若い人の就農をすすめ、次世代の農業をつくるため、管理の効率化は不可欠です。インフォコムの技術を活かしながら、岩沼で事業を生みたいと思うんです」。今日参加した子どもたちの中から農業に興味を持ってくれる人が出てきたら、それが一番ですね、と大内さんは目を細めました。

農作業のあとは、「岩沼みんなの家」に戻り、岩沼出身で震災を体験した谷地沼さんの話を聞きました。
谷地沼さんは、震災直後から岩沼の復興に献身的に携わってきた方です。

家が流された地区、流されない地区で避難場所を分け、コミュニケーションがうまくいくように工夫した」
「普段から、どの地区がどの学校の、どの教室に避難するか。決めておくのが大事」
「どんなときも、笑うのが一番」
など、震災から得た教訓を分かりやすく語ってくれました。img_4454

話を聞いた小学生の参加者は「知らなかったことがたくさんあった。心構えが大切だと思いました」と真剣な表情で話してくれました。

ツアーの最後は、地元のお母さんが用意してくれた、ずんだ餅ときな粉餅をおみやげに!
疲れた身体に染み渡る甘いお餅を、みんな夢中で頬ばりました。

次回の岩沼復興アグリツーリズムは、1月28日に岩沼白菜収穫を開催予定です。img_4463

岩沼みんなの家 by infocom
http://minnanoie-iwanuma-infocom.com
所在地:
〒989-2429 宮城県岩沼市恵み野2-17-5
電話: 080-9696-5025