【NOW IS.こぼれ話】七ヶ浜町
広報誌「NOW IS vol.8」を発行しました。
今回は、サンドウィッチマンのおふたりと、多賀城市・七ヶ浜町へ。
今年の4月に災害科学科が新設された宮城県多賀城高校と、
七ヶ浜町にあるアートカフェバーSEASAW(シーソー)を取材してきました。
七ヶ浜町の菖蒲田海水浴場は、
「海水浴」が日本で一般的になり始めた1888(明治21)年に開設された歴史ある海水浴場です。
穏やかな海と風光明媚な景色で、多くの人に愛されてきました。
震災後は、浜の安全確保や周辺施設の問題などで
なかなかオープンできませんでしたが、
2016年の夏に10日間限定でプレオープンしました。
天候に恵まれたこともあり、ビーチは黒山の人だかり。
「町に賑わいが戻った」と喜びの声も聞かれました。
アートカフェバーSEASAWの久保田さんも
「本当にたくさんの人が来てくれて。うれしかったですね」と笑顔。
久保田さんは、震災後、縁があって訪れた七ヶ浜に惚れ込み、
このカフェをオープンしました。
オーナーとして店を営む傍ら、
菖蒲田を舞台にライブなどを行う『SEVEN BEACH Festival』の
実行委員長も務めます。
「菖蒲田海水浴場もそれ以外の場所も、
七ヶ浜にはすごく魅力的な場所がたくさんあります。
今はまだ、かつてのような賑わいは戻っていませんが、
ちょっとずつ活気を取り戻してきています。
震災前住んでいた人も、この海に想い出がある人も、
七ヶ浜に戻ってきてくれたらいいなと思っています」。
菖蒲田浜海水浴場から車で10分ほど走った花渕浜には、
海の幸や海苔などの名産品が買える
「七ヶ浜うみの駅・松島湾海鮮市場 七のや」もオープンしました。
風光明媚な景色を楽しみながら、週末ドライブもいいかもしれません。
次回のこぼれ話では、多賀城市をご紹介します。