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河北新報による復興に関する記事

閖上小中一貫校 起工/名取/18年4月開校目指す

※下記記事は2016年7月30日に河北新報朝刊に掲載された記事です。掲載している数値などについては、現在の数値と異なる可能性があります。

東日本大震災で被災した名取市閖上地区で29日、小中一貫校として再建する閖上小、中の整備に向けた安全祈願祭と起工式があった。市は2018年2月完工、同4月の開校を目指す。
建設場所は海岸線から約2キロ内陸で、土地区画整理事業地の西端。約4ヘクタールの敷地に鉄筋4階の校舎(延べ床面積約8270平方メートル)と鉄筋2階の体育館(同3360平方メートル)、プールなどを建てる。
校舎は中庭を囲む廊下に沿って教室が並ぶ設計で、1階に閖上地区の歴史や文化を学ぶ郷土資料室を設ける。住民が屋上に上がることができる外階段を2カ所に造り、4階には食料品などの備蓄倉庫も設置。災害時に閖上地区の防災拠点となるよう配慮した。
安全祈願祭と起工式には関係者約70人が出席し、神事を行って工事の無事を祈った。山田司郎市長は「学校の建設は閖上の復興の象徴だ。一日も早く完成させたい」と話した。
閖上小、中ともに、現在は同市内陸部で小学校の校舎を間借りしたり、仮設校舎を建てたりして授業を続けている。

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工事が始まった閖上小中の完成予想図