みやぎ復興情報ポータルサイト
宮城県
復興取材レポート

【宮城発!元気と食の最新情報】隠れた絶品グルメ、旬の食材で楽しむ“お米やさんのおこわ”

瑞巌寺の東に隣接する水主町(かこまち)は、伊達政宗公が瑞巌寺の造営を開始した1604年に、松島を遊覧する御座船を操る加子衆(水夫等)を、地元宮城だけではなく和歌山、静岡、愛媛から招聘して、住まわせたことに由来する由緒ある通りです。

海岸通りの雑踏から、この小路を歩くと、新たにオープンした人気のベーカリーショップをはじめ、カフェやゲストハウスなどが立ち並び、知る人ぞ知る観光スポットとして注目が高まっています。

「観光地としてのイメージが強い松島町ですが、実は農業も盛んで、県内でも有数の米どころなんです。」と教えてくれたのは、この水主町に店舗を構える米穀/燃料店「浅野商店」店主の浅野新吾さん。

浅野さんは震災後に松島町へとUターン。代替わりしてお店を継ぎ、松島町観光協会の理事としても活躍しています。

「松島町では、町全体の面積の約5分の1が耕地に利用されており、農薬や化学肥料を減らした環境保全米も生産しています。町ゆかりの愛姫と政宗公の間に生まれた五郎八(いろは)姫にちなみ 、ササニシキは「めごの舞」、ひとめぼれは「いろはの舞」として販売されています。これらの環境保全米は町内の宿泊施設での食事にも提供されています。」

そんな浅野さんが観光客向けに販売を手掛けているのが、お米やさんのおこわシリーズです。

土曜、日曜、祝日のみの限定販売で、地元のお客さんから長年に渡り愛され続けている赤飯をはじめ、季節にあわせて旬の食材を使用したおこわを販売しています。

赤飯(小)150円                             たけのこおこわ(小)200円

牡蠣おこわ(小)300円

「夏はアナゴ、冬は牡蠣など、町内では皆さまにお馴染みの海産物だけではなく、美味しい旬の農産物も楽しめます。牡蠣おこわの牡蠣は、町内の磯崎地区で新鮮な海の幸を販売している漁師直売店『杉原功商店』の牡蠣を使用しています。

おこわの餅米は宮城県産の『みやこがねもち』という品種です。杉原功商店でも土曜、日曜、祝日に牡蠣おにぎり(夏はアナゴおにぎり)を販売しています。こちらは、うるち米を使用したおにぎりです。ぜひ、これからの行楽シーズン、おにぎりやおこわを手に町内の散策を楽しんでもらえれば!」

震災から昨年までの数年間、松島町を訪れる観光客は頭打ちの傾向だったそうですが、今年は、瑞巌寺の落慶法要から再び上昇傾向に転じているそうです。

またゲストハウスも、外国人旅行者で連日賑わっており、おこわはこの外国人旅行者をはじめ、無添加でヘルシーという事もあり、食への意識が高い女性からも注目を浴びています。

松島町では、11月25日まで開催されている円通院での「松島紅葉ライトアップ2018」や、11月23日の「第12回松島大漁かきまつりin磯島」など魅力的なイベントが続きます。

この秋はぜひ、お米やさんが作った絶品おこわと一緒に秋の松島を楽しみましょう!

 

浅野商店
電話番号 022-354-3388
住所 宮城県松島町松島字町内131
営業時間 8:30~19:00
定休日 無休

 

執筆者PROFILE
一般社団法人IKI ZEN 佐藤大樹