みやぎ復興情報ポータルサイト
宮城県
復興取材レポート

【宮城発!元気と食の最新情報】東松島市と共に歩む、希望の象徴「ブルーインパルス」

8月27日に開催された「松島基地航空祭 復興そして飛躍へ2017」。

震災の影響により7年ぶりの開催となった航空祭を一目見ようと、全国各地から約4万3000人もの航空ファンが集まり、午前7時の時点で既に、JR仙石線「矢本」駅から続く行列が、航空自衛隊松島基地の入場ゲートまで続いていました。

松島基地は、華麗なアクロバット飛行の専門チーム「ブルーインパルス」の本拠地です。

東日本大震災では、基地が津波に襲われ、航空機28機が水没。滑走路や格納庫も使用不能となりました。
航空機を失った松島基地でしたが、無事だった隊員たちを全投入し、すぐさま災害救助活動に乗り出しました。

「ブルーインパルス」は、2011年3月12日の九州新幹線全線開通を記念した展示飛行のために九州の芦屋基地へと展開しており、予備機を除く機体は無事でしたが、松島基地へと帰還する事が出来なくなり、2年後の2013年3月30日にようやく基地へと帰還する事ができました。
基地に帰還できない間も、「ブルーインパルス」は2011年に開催された「ありがとう!東松島元気フェスタ」、2012年から再開された「東松島夏まつり」で展示飛行を行ってきました。

東松島市と松島基地、そして「ブルーインパルス」は深い絆で結ばれているのです。

8時30分に松島基地のゲートがオープンすると、地上展示されている航空自衛隊の機体が観客を出迎えてくれました。

8時50分にU-125A、T-4、F-2の機体によるオープニングフライトがスタート。
そして9時35分。
実に2010年から7年ぶりとなる、航空祭での「ブルーインパルス」の展示飛行が始まりました。



これ以上なく晴れ渡った東松島市の空をキャンバスに、白いスモークをたなびかせながら、美しいアートを描く6機編隊の「ブルーインパルス」。

大人も子供も目を輝かせながら、大空を見上げて歓声をあげます。

東松島市にとって「ブルーインパルス」は、大事な観光資源だと町の人々は言います。
航空祭がきっかけとなって、全国から多くの人たちが観光に訪れてくれるのだとか。

「ブルーインパルス」はこれからも松島基地を本拠地に、大震災からの地域復興のシンボルとして、東松島市の空をはじめ、全国各地の空を飛び、最高のアートを描き続けてくれる事でしょう。

これからも事故なく、平和な空である事を願わずにはいられない7年ぶりの航空祭でした。

航空自衛隊松島基地
http://www.mod.go.jp/asdf/matsushima/

執筆者PROFILE
一般社団法人IKI ZEN 佐藤大樹
食を中心に、宮城県の中小企業生産者の6次産業化や農商工連携・地域ブランディング等の支援を行うことを目的とし、平成27年4月に設立された一般社団法人。管理栄養士・6次産業化プランナーである代表理事を中心に、クリエィティブディレクターの理事らとブランディング・商品開発・販路拡大支援を行っている。https://www.facebook.com/ikizenproject/