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復興取材レポート

【宮城発!元気と食の最新情報】地道にコツコツと歩むマスコットキャラクター

“日本一、地に足のついたマスコットキャラクター”のキャッチフレーズを持つ、岩沼市の観光PRキャラクター「岩沼係長」。

全国に数え切れないほどの個性豊かなご当地キャラがひしめき合う中で、“平凡だけど実直な、中間管理職のおじさん”をモチーフにした「岩沼係長」の存在は異彩を放ちます。

このユニークなキャラクターが誕生した背景とは何か?
その謎を解くべく、岩沼市商工観光課にお話を伺いました。

岩沼市には、これまで公式のマスコットキャラクターがいなかったため、ご当地キャラクターが出演する観光PRイベントなどでは、ステージに上がることが許されず、職員の皆さんは、歯がゆい思いを笑顔で隠しながら、会場の端っこで中年のおじさん職員(リアル岩沼係長)達が懸命に市のパンフレットを配っていたそうです。

「岩沼市という自治体を多くの人に知ってもらいたい。岩沼市の魅力をもっとPRしていきたい。」

様々な想いを託されながら、昨年の「いわぬま市民夏まつり」で、「岩沼係長」は堂々のデビューを果たします。そんな「岩沼係長」に課されているミッションとは?

初期の段階では、「岩沼係長」によって、地名と、宮城県内での市の位置(場所)を知ってもらえるようにする。
その次の段階では、岩沼市の良い所や、住み良さなどを「岩沼係長」の活動を通して伝えてゆく。
最終的には、岩沼市の知名度と好感度をアップすることで、遊びに来てもらったり、移住してもらったりすることを目標にしています。

デビュー後「岩沼係長」は積極的に市内外での観光PR活動へと参加。
最近では、「岩沼係長」の名前を呼んでくださる方も多くなってきたそうです。

しかし、まだまだ、胸の名札に岩沼と書いてあるので、「岩沼さん」とか、「岩沼課長」とか呼ばれることもあり、さらなる知名度のアップが課題となっています。

中年のおじさんキャラの「岩沼係長」ですが、意外なことに女性や子供からの人気が高く、オリジナルグッズの販売も順調。

現在は、缶バッチ、ボールペン、ハンドタオル、シール、高級ノート(ツバメノート)、ぬいぐるみ(20㎝、10㎝)、レトルトカレーなどがラインナップされているそうです。

グッズの一番人気はキーホルダーにもなる、「ぬいぐるみ(10㎝)」。
ボールペンには、岩沼市のまちの特徴であり、岩沼係長の性格でもある“地道にコツコツ”という文言が係長のそばに添えられています。
また、ハンドタオルには岩沼市の復興の象徴である「千年希望の丘」が描かれています。

そんな「岩沼係長」から、みなさまへのメッセージが届いています。

「全国的な知名度はまだまだですが、いずれ、皆様にもお会いする機会があるものと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!」

今年の3月末からは、SNS(インスタグラム、ツイッター)も開始。
多くの人にフォローしてもらい、「岩沼係長」の活動を通じて、“地道にコツコツ”と岩沼市の魅力を発信してゆくそうです。

岩沼係長公式インスタグラム
https://www.instagram.com/iwnm_kakarichou/
岩沼係長公式ツイッター
https://twitter.com/iwnm_kakarichou/

執筆者PROFILE
一般社団法人IKI ZEN 佐藤大樹
食を中心に、宮城県の中小企業生産者の6次産業化や農商工連携・地域ブランディング等の支援を行うことを目的とし、平成27年4月に設立された一般社団法人。管理栄養士・6次産業化プランナーである代表理事を中心に、クリエィティブディレクターの理事らとブランディング・商品開発・販路拡大支援を行っている

 https://www.facebook.com/ikizenproject/