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復興取材レポート

【宮城発!元気と食の最新情報】ケーキに小さな幸せと山元町への想いをこめて

フランス語で、“小さな幸せ”という店名の「Petite Joie(プチット・ジョア)」。

伊藤雅訓(まさのり)さん、后礼(みのり)さん夫婦が切り盛りする、このケーキ屋さんは震災後の山元町に初めてできた本格的な洋菓子店です。
店内には、ゆったりとくつろげるカフェスペースも併設しています。

3年前のオープン当初からこれまでに、山元町産の農産物を使用したケーキを60種類以上商品化してきました。
昨年は「食材王国みやぎ地産地消推進店」にも認定され、現在も毎月2品程度のペースで新商品の開発を行っています。

今回は店主の雅訓さんにお話しを伺いしました。

「山元町は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた食材の宝庫です。品質のいい農産物を消費者に届けたいという想いを持った生産者が、年間を通して様々な種類の農産物を栽培しています。四季折々の山元町の味覚を洋菓子作りに生かすことで、この地ならではの味を楽しんでいただききたいというのが、開業からのコンセプトでした。町内の提携農家の方々にご協力いただきながら、自分たちの想いが少しずつ形になり、現在では常時8~10種類の山元町産食材のケーキを提供できるようになりました。」

この時期の山元町を代表する農産物と言えば『いちご』です。
お店にはいちごのケーキも充実しています。

■朝づみ いちごのタルト(400円)

 

■ショートケーキ ベリーナ(370円)

「ケーキで使用するいちごは、糖度が高ければ良いと言うわけではなく、絶妙な酸味も必要になります。減農薬にも積極的に取り組んでいる、『いちご屋燦燦園(さんさんえん)』さんからは、朝一番で摘みたての新鮮ないちごを提供していただいてます。鮮やかに色づいた一粒一粒に甘みと香りが凝縮されています。この時期は『朝づみいちごのタルト』で味わってみてください。また定番の『ショートケーキ ベリーナ』も人気の高い商品です。この商品のためにスポンジケーキも生クリームも苺に合うよう独自に開発しました。いちごのシーズンに合わせて、今後は昨年も好評だった『クリームいちご大福』を販売します。」

 

■赤すぐりのチーズタルト(220円)

「その他にも、『赤すぐり』という農産物を使用したチーズタルトもちょっとした手土産として人気が高い商品です。こちらは、町のふるさと納税の返礼品にも採用されました。外側のタルト生地のサクサクとした食感、しっとりとしたチーズケーキの味わい、甘酸っぱい赤すぐりの味わいという、三つの味のマリアージュを楽しんでください。」

山元町の農産物と生産者の魅力をセットで、押していきたい!と力強く語ってくれた雅訓さん。

これからも伊藤さん夫婦は、町内の方々をはじめ、山元町を訪れた人にも、こだわりのケーキを通じて“小さな幸せ”と“山元町の農産物”の魅力を伝え続けます。

Petite Joie(プチット・ジョア)
住所:宮城県亘理郡山元町山寺字畑中59-3
電話番号:0223-36-7605
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜
http://petite-joie.com/

 

 

執筆者PROFILE
一般社団法人IKI ZEN 佐藤大樹